年収にこだわらない看護師の特徴

仕事をするからには高い年収で働きたいと考えて、徹底して基本給を上げようと努力をする看護師は少なくありません。しかし、もともと医療や福祉の現場で働く性質を持っている影響もあり、看護師の中にはあまり年収にこだわらず働いている人もいます。

仕事を通して社会の役に立つこと、患者や高齢者を少しでも幸せにできることが励みになっていることがあるのです。また、業務内容そのものに喜びや楽しみを感じている場合もあり、その際にはある程度収入が得られれば良いというスタンスの看護師もいます。

このような看護師の特徴として、仕事に対するやりがいを重視していることが挙げらるでしょう。看護師としての信念やこだわり、自分だけの看護観を持っていることも多く、自分の意思を貫きたい気持ちが強い傾向にあることも特徴です。

患者のためにもっと貢献できるようになりたい、ほかの症例にも対応できるようになりたいと考え、スキルアップに励む人も珍しくありません。その一方で、上位資格を取得することで、地位を向上させたいという希望を持つ人もいるのが実態です。

難関として知られる認定看護師や、専門看護師を目指して努力をしている人も目立ちます。このような道を選ぶ人は、純粋にスキルアップを目指す人も含まれていますが、地位を確立して自分の看護観を周囲の看護師に伝えたいという希望を持っていることがあるのです。

こうした資格を取得することで、その旨を自信を持ってアピールできるようになります。以上のことから、自分が目指す看護の形を作り上げることを目指しているのが通例です。